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ANVIL ~夢を諦めきれない男たち~

いつもながらごく一部で話題のロックドキュメンタリー

「ANVIL ~夢を諦めきれない男たち~」(原題:ANVIL -The Story of ANVIL-)

見てまいりました。

結論をまず言えば素直に面白いドキュメンタリ。同じロックドキュメンタリでいえばGlobal Metalも見に行ったのですが、Global Metalの学者が自分の議論への結論へ導くような論文的まとまりに対して、こちらは純粋に二人の人間に的を絞ってその生き様を切り取った映画です。

この映画のあと、決して彼らが良くなったとは限らないし、必ずしもいい方向になるかの保障もないのにそれでも彼らは幸せなんだろうとそう思う映画です。

なにより、ロックドキュメンタリと一緒にカテゴライズしたけど、この映画は別にロックじゃなくても、ロックとかメタルとか、そういうところの好き嫌いとか関係のない映画。再浮上しない一発屋ののドラマです。

しかもカナダのバンドの話なのにこれほど日本がかかわると言うのは日本人的にも親近感が沸きます。

以下ストーリを交えながら。

ANVILは80年代初頭に期待されながらも初期の3枚のアルバム以降、まったく泣かず飛ばずに終わってしまい完全に忘れ去れたバンド。本人・家族も認めるとおり、84年のSUPER ROCK '84 IN JAPANでBON JOVI,WHITESNAKE,SCORPIONSと競演したのが最盛期と言われています。

このときのバックステージでのリップス(g,vo)の写真は女性必見です(セクハラ

なお、どれくらい忘れられていたかと言うと、この映画の監督はその昔ANVILのローディだったのですがその後音楽を離れ映画界に行き、ふとANVILのメンバは何をしているのかと思い20年ぶりに連絡した結果この映画が生まれたくらい忘れられていました。

ここでSUPER ROCK '84 IN JAPANの映像がすこし出てくるのですが上記の3バンドだけでも十分に豪華で、これらのバンドの前座と言うあたりにも当時のANVILへの期待と言うものは感じられます。ただ、当時のNWOBHMのバンドは十分なプロモーションが受けられず、解散等でひっそりと消えていくのですが、このANVILはこの後もコンスタントにアルバムを出していき、2004年までになんと12枚のアルバムを出しています。

ただ、決してバンドで食っていたわけでなく、そのSUPER ROCK '84 IN JAPANの映像のあと、なにやら食事の話をする今のロブの映像がはいる。彼は給食センターで働きながらバンドをやっていました。

誰もが決して余裕のある生活なんて送っていない状態で30年、バンドを続け、一度得た成功を再び得ようとする、というとお涙頂戴な感じもしますが本人たちが至って明るい。そのため悲壮感は少ないのですが、決まったヨーロッパツアーがgdgdで、電車に乗り遅れて一晩駅のホームで過ごしたり、ギャラが夕食のみになりそうでバーのオーナとつかみ合いになるわと決して笑っているだけではすまない状況にもなり、ロップスとロブにも言い争うようなシーンが見られます。

その後、初期のアルバムを手がけたプロデューサと連絡をつけプロディースを依頼するも金が無い。ファンの伝手からテレアポのバイトを始めるリップス。だがすぐにやめる。結局家族の助けで金を捻出し、依頼することに。

このアルバム作成の途中でリップスとロブに人生5回のケンカがおきるものの和解。プロデューサのクリスが見事に仲介するが、こうやって見るとプロデューサ大変だ、アイマスのPってある意味お気楽(マテ

そして、アルバムが完成するもまったくレコード会社は飛びつかない。EMIのディレクタが今の時代に会うか検討する、と言っていたが確かにANVILのサウンドは今の主流ではなくNWOBHMのサウンドそのものだからレコード会社が飛びつかないのはわかる・・・

むろん、これでANVILがLINKN PARKのようなサウンドをするはずも無くこのサウンドを続けたからこそのANVIL。そしてアルバムは自主販売に近い形に。

そんな中、あるプロモータより
「東京で行われるフェスティバルに出演しないか?」
との依頼に大喜びでロブやメンバに連絡するリップス。

そして、いよいよ日本へ。彼らにとっては20年ぶりの来日。毘沙門天の旗のところで抱き合うリップスとロブ。以前の成功の象徴が日本でのSUPER ROCK '84 IN JAPAN、そこへ再び戻ってきた。本人たちにしかわからない感慨があるんだろうなと思わせる良いシーン。

そして、ライブへ・・・ここは是非劇場で見て欲しいところなので詳細を省きます。いや、もう、日本のファンは本当にすばらしいと思う、日本人であることを誇りにしても良い映像。

彼らが最後に見つけたのはゴジラだったのか、それとも未来だったのか。続編は要らないので、14,15枚目のアルバムで是非その答えを出して欲しいと思います。

ところでパンフレットにいろんな人からのコメント載ってるんですが、まぁ、石野卓球とかピエール瀧はあれとしても、クラウザーさんってなによ(笑)

今日の1曲:Metal On Metal / ANVIL

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「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

>首領

本日人間椅子の新譜とともに入手してまいりました。危うくBON JOVIの新譜まで買うところでした(笑)

で、ついでに確認したのですが輸入版ではThum Hungのみがボーナストラックとして追加されている模様。販売元はVH1 Classicっていうマイナーレーベルのようです。

ってわけで仕入れたアンヴィルのアルバム聞いてます~。日本人のメタルファンはやっぱりステキってことですなー。

>サイバー斉藤さん

少なくとも名前が知れるようになったのは良かったのですが、それは映画の成功であってミュージシャンとしてはまだ吹き出来たとは言いがたいので。
今後出る14th,15thのアルバムがメジャーから出ることを祈るばかりです。
(ちなみに13thは本映画のサントラ的に(日本では)SONYから出てます)

某雑誌のインタビューでリップスは「映画の成功ですべてが一遍した。俺のスケジュール帳は予定で真っ黒だ」と答えております!
もう一度成功ををゲッツ!したようですね。

夢をあきらめないで良かったね!

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